
今回のイタリア旅行でよかった場所ランキング
1位 世界遺産フォロ・ロマーノ (ローマ)
2位 カラフルなブラーノ島 (ヴェネツィア&ブラーノ島)
3位 ミケランジェロ広場 (フィレンツェ)
4位 ジョットの鐘楼 (フィレンツェ)
5位 ゴンドラ・クルーズ (ヴェネツィア)
個人の感想だけど街のおすすめでいうと
フィレンツェ>ローマ&ヴァチカン市国>ヴェネツィア&ブラーノ島>トリノ
今回は雨で行けなかったドロミテには、またいつか行ってみたい♡
そして昨日のつづき…
ITALOでローマから、ヴェネツィアの空港へ向かっている途中
あと二駅で降りる駅だな~と思っていたら
途中停車した駅で「着いたよ、降りるよ」と夫に言われ
あれ?もう着いた?と思いつつ、電車を降りた
ここからはバスで空港へ向かうんだけど、なんか駅の様子がおかしい…
まさかと思ったけど、やっぱりひとつ前の駅で間違って降りていた!
二人で、「え?ここどこ?」
「どーしよ、タクシーで空港まで行く?」
「でも新幹線の一駅なんて、すごく距離があるんじゃない?」
「すごく高い料金になるかな?」
とプチパニック
ここから空港行きのバスなんて、もちろんないし
慌てて改札を出て、電車を調べたら
数分後のローカル線に乗れば、本来の駅まで行けるらしいので
それに乗ることにした
そして無事、ヴェネツィア・メストレ駅に到着!
駅前にある、空港行きのバス停も見つけた
だけど、時刻表に書いてある時間になっても
一向にバスが来ない
同じく空港へ行くバスに乗る白人男性が英語で話しかけて来て
「私も空港へ行くんですが、バス停ここでいいんですよね?」
「なんで、バス来ないんでしょうね~?」
などと夫と話していた
時刻表に書いてある時間から30分以上遅れてバスが到着
空港行きのバスは直通のシャトルバスと、ローカル線のバスがあって
乗車時間は10分しか変わらないので、ちょうど来たローカル線に乗った
私達はバス中央の、降り口のすぐ側の席に座った
地元の人も使うバスなので、停留所で止まりながらバスは進む
街中を過ぎ、もうすぐ空港へ着くのかな?と思う頃には
周りは何もない、見渡す限り畑の中をバスは走っていて
誰も乗り降りしない、ある小さなバス停を通り過ぎようとした時
慌てて降車ブザーを鳴らして、飛び降りた人がいた
それは「私も空港へ行くんです」と話かけてきた男性だった
バスを降りた瞬間、彼は"あっ"という顔をした気がした
私は咄嗟に「間違えて降りちゃったの?!」と思って
走り出したバスの窓から目で追ったけれど
彼はただバス停に立ち尽くしていた
「どうしよう?」
「バス止めてもらった方がいいかな?」
私と夫は顔を見合わせたけど
バスはどんどん進むし、結局私達は何もしなかった
もし彼が走ってバスを追いかけて来ていたら
大声を出して運転手さんにバスを止めてもらったかもしれない
けど…
空港へ行くと言っていたのに、なぜ何もない畑の真ん中で降りたのか…
今でも彼があの後どうなったのか気になっている、イタリア旅行の最後の思い出